蜂蜜がポイント！ROSAのカステラ

1800年にオランダから伝わった食べ物、それはカステラです。日本で最初に食べたのが徳川吉宗であると文献でも記されており、当時は焼き菓子という名称で親しまれていました。いまでは駄菓子に大差のないものとも言われており、スーパーやコンビニでも、安価で手に入る品となりました。しかし以前は高級で庶民の口にはまず、入ることがなかった品です。

国内では現在だとケーキ店で製造を実施しており、卵と小麦粉・ミルクだけで作ることができます。国内屈指のカステラ専門店であるROSAでは、最近は原点回帰をされるようになったのがポイントです。以前は工場でラインで大量生産を実施しており、まず全国的に同じ味わいで提供をされてきました。しかし、大量生産をするうえで問題となったのが、あまり美味しくないという点です。

長年の顧客からもういらないと三行半を突きつけられるようになり、ROSAでは経営を改めるようになったわけでした。2000年以降はROSAでは、本来の製法であるハチミツを使った甘さの出し方にこだわっており、現在では上白糖は一切使用をしていません。ROSAの蜂蜜はすべて奄美大島原産で、オランダのオリジナル製法とまったく同じです。今もROSAでは新規でパティシエを募集しており、手作り製法に力を入れています。

約20年のキャリアを有しますが、うまく作れた際は独立を許可しており、フランチャイズで経営に乗り出すことも可能な店です。